紙・水彩
明治17年8月、小山正太郎、柳源吉、本多錦吉郎ら7名と日光から足尾に旅したときの作品である。題名の「沢入」は、群馬県勢多郡にある街道の宿場町で、その名は、わたらせ渓谷鉄道に駅名として残っている。グレー地の紙に建物などを線で縁取りし、淡く水彩で着色している。