「渓流」

紙・鉛筆

浅井 忠
1884(明治17)年
28.6×21.2(cm)

 裏面に「足尾銅山炭焼場架橋」と記された橋のスケッチが描かれており、「沢入駅」と同じ旅の所産と考えられる。水の部分は白色を用いて、水の流れも巧みに表現している。水辺に垂れる枝は黒色で描かれ、水墨画のような趣を出している。

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