四季折々の花の形状や色彩をいつでもデッサンできるように、京都高等工芸学校の校庭に設けられた花壇を描いた作品で、ハイカラなムードが漂っている。バラを這わせるアーチに、バラがほとんど繁っていないことから、開校後間もない頃の作品を思われる。