「京都高等工芸学校の庭」
紙・水彩
浅井 忠 
1903(明治36)年
38.5×30.6(cm)

 四季折々の花の形状や色彩をいつでもデッサンできるように、京都高等工芸学校の校庭に設けられた花壇を描いた作品で、ハイカラなムードが漂っている。バラを這わせるアーチに、バラがほとんど繁っていないことから、開校後間もない頃の作品を思われる。

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