「農家風俗画手塩皿」

陶芸

浅井 忠
1902-1907(明治35-40)年
各3.0×12.6(cm)

手塩皿とは、もともと膳のお清めとして、小さな浅い皿に塩を盛ったことからきており、和の食卓で良く使われる食器の一つです。一つ一つの皿に、農作業にいそしむ人物を軽妙なタッチで愛情を込め描いています。10枚の皿それぞれが、異なった時間での場面となっているのも、この作品の魅力です。


                        
目次へ