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                                      No.13
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 「ユトリロ展」−モンマルトルの詩情−は、8月26日で終了いたしました。多数のご来館をいただき、誠にありがとうございました。

 暑かった夏も一段落し、ようやく涼しい風が吹くようになりました。秋のさわやかな気候の中で、芸術に触れながら自分の新しい感性を探ってみるのもよいのではないでしょうか。
 千葉県立美術館では、洋画、金属工芸など多彩なアート・コレクション展を用意してご来館をお待ちしております。内容と展示作品を紹介いたしますので、興味あるテーマ、題材などがありましたら、是非、足をお運びください。

●第1展示室
[若木 山(わかぎ たかし)]
平成19年9月1日(土)〜10月8日(月)

院展で活躍し、水や魚などを装飾的な画風で描いた若木の作品を紹介します。
No 作家名 作品名 制作年 材質・技法
01 若木 山 1961 紙・着彩
02 若木 山 島ノ椿 1963 紙・着彩
03 若木 山 湧水 1964 紙・着彩
04 若木 山 1965 紙・着彩
05 若木 山 1966 紙・着彩
06 若木 山 わだつみ 1968 紙・着彩
07 若木 山 池の春 1970 紙・着彩

●第1展示室
[猪俣伊治郎]
平成19年9月1日(土)〜10月8日(月)

革を素材として、洗練されたフォルムや構成で抽象的な世界を表現する猪俣の作品を紹介します。
No 作家名 作品名 制作年 材質・技法
01 猪俣伊治郎 イカルス 1979
02 猪俣伊治郎 風土の形象その六 1984
03 猪俣伊治郎 風神 1991
04 猪俣伊治郎 聖家族 1995
05 猪俣伊治郎 転生−野火 1999
06 猪俣伊治郎 コノハナサクヤ 2002

●第2展示室
[浅井忠・フォンタネージとバルビゾン派]
平成19年9月1日(土)〜10月8日(月)

千葉県ゆかりで近代洋画の先駆者浅井忠と、その師フォンタネージやバルビゾン派の作品を紹介します。
No 作家名 作品名 制作年 材質・技法
01 浅井 忠 藁屋根 1887頃 キャンバス・油彩
02 浅井 忠 小丹波村 1893 キャンバス・油彩
03 浅井 忠 フォンテンブローの夕景 1901 板・油彩
04 浅井 忠 農婦 1902 キャンバス・油彩
05 フォンタネージ 十月、牧場の夕べ 1860 キャンバス・油彩
06 フォンタネージ 牛を追う農婦 不詳 キャンバス・油彩
07 フォンタネージ 池と樹木 1870〜72頃 板・油彩
08 ラヴィエ モレステルの谷 不詳 キャンバス・油彩
09 コロー フォンテンブローの風景 1830〜35頃 キャンバス・油彩
10 ルソー バルビゾンの農場 1850〜55頃 キャンバス・油彩
11 ミレー 垣根に沿って草を食む羊 1860頃 キャンバス・油彩
12 ドービニー オワーズ川のほとり 1865 キャンバス・油彩
13 ディアズ 森の中の農婦 1868 キャンバス・油彩
14 デュプレ 嵐の前 不詳 キャンバス・油彩
15 トロワイヨン 河辺の道 1860〜1865 キャンバス・油彩
16 ジャック 森の中 1871 キャンバス・油彩
17 クールべ 1865頃 キャンバス・油彩
18 クールベ 雪の中の小鹿 1869頃 キャンバス・油彩

●第3展示室
[水彩画の歩み]
平成19年9月1日(土)〜10月8日(月)

日本で広く流行し、一つのジャンルとして確立した水彩画の流れを、明治〜平成までの作品によって紹介します。
No 作家名 作品名 制作年 材質・技法
01 浅井 忠 沢入駅 1884 紙・水彩
02 浅井 忠 京都高等工芸学校の庭 1903 紙・水彩
03 松室重剛 富士 不詳 紙・水彩
04 松室重剛 不詳 紙・水彩
05 牧野克次 松林 不詳 紙・水彩
06 長谷川良雄 晩秋 1909 紙・水彩
07 間部時雄 寒林 不詳 紙・水彩
08 黒田重太郎 街風景 1907 紙・水彩
09 中林せん※ けしの花 不詳 紙・水彩
10 五百城文哉 日光 不詳 紙・水彩
11 大下藤次郎 1905 紙・水彩
12 三宅克己 小諸城址 1900 紙・水彩
13 五姓田義松 三味線をひく女 不詳 紙・水彩
14 石井柏亭 病児 1904 紙・水彩
15 石川欽一郎 赤城淡煙 不詳 紙・水彩
16 河合新蔵 竹林図 1934頃 紙・水彩
17 坂本繁二郎 海藻採りの海女 1912 紙・水彩、テンペラ
18 丸山晩霞 初夏 明治末頃 紙・水彩
19 国枝金三 大阪風景 1909 紙・水彩
20 十亀広太郎 犬吠埼 不詳 紙・水彩
21 後藤工志 ダリア 1913 紙・水彩
22 真野紀太郎 バラ 1939〜40  紙・水彩
23 古賀春江 風景 1923頃 紙・水彩
24 小山周次 甲斐牧丘 1946 紙・水彩
25 富田通雄 卓による女 1948 紙・水彩
26 中西利雄 曇り日の離宮と駅 1947 紙・水彩
27 不破 章 麗日新宿御苑 1977 紙・水彩
28 荒谷直之助 大原女 1969 キャンバス・水彩
29 小堀 進 大穹 1974 紙・水彩
30 前林章司 クムジュンガからのアマダブラム峰 1987 キャンバス・水彩
31 大崎善生 初秋水郷 1989 紙・水彩
32 三橋兄弟治 楽器のある静物 1953 紙・水彩
33 柴田祐作 白い藏 1988 紙・水彩
34 山倉克巳 田園弥生 1982 紙・水彩
※人偏に西、下に舛

●第8展示室
[金工の世界−房総ゆかりの金工家たち−]
平成19年9月1日(土)〜10月8日(月)
香取秀真(1874〜1954)
印西市出身で、近代金工界を代表する鋳金作家のひとりです。
No 作家名 作品名 制作年 材質・技法
01 香取秀真 霊獣文大花瓶 不詳 鋳金
02 香取秀真 鳳凰文様花瓶 不詳 鋳金
03 香取秀真 笑獅子香炉 1946 鋳金
04 香取秀真 筋入花瓶 不詳 鋳金
05 香取秀真 菊文釜 不詳 鋳金
06 香取秀真 鳩香炉 1949 鋳金
07 香取秀真 千本松文釜 1934以前 鋳金
08 香取秀真 鶴文鉄釜 不詳 鋳金
09 香取秀真 美々豆久香炉 不詳 鋳金
10 香取秀真 瑞鳥飾三足鑢 不詳 鋳金

香取正彦(1899〜1988)
香取秀真の子で、幼少期は佐倉市で過ごしました。1977年に梵鐘制作技術の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。
No 作家名 作品名 制作年 材質・技法
01 香取正彦 朧銀玉錯花瓶 1979 鋳金
02 香取正彦 金銅魚藍観音 1965 鋳金
03 香取正彦 金銅童形聖徳太子像 1969 鋳金
04 香取正彦 鋳銅四神文四方花瓶 1952 鋳金
05 香取正彦 朧銀黄銅鋳分六方口花瓶 1972 鋳金
06 香取正彦 玉装花瓶 1975頃 鋳金
07 香取正彦 からかね水注 1964 鋳金
08 香取正彦 鋳銅花瓶 不詳 鋳金
09 香取正彦 朧銀花瓶 不詳 鋳金
10 香取正彦 卓鈴 1971 鋳金

津田信夫(1875〜1946)
欧州の新傾向や新様式を作品にいかし、金工を含めた工芸界の発展に寄与しました。
No 作家名 作品名 制作年 材質・技法
01 津田信夫 胡孫遊目 1935 鋳金
02 津田信夫 鳳翔薫炉 1937 鋳金
03 津田信夫 子迷家鴨 1938 鋳金
04 津田信夫 北辺夜猫子 1941 鋳金
05 津田信夫 一點玲瓏 1934 鋳金
06 津田信夫 煙草入 1929 鋳金
07 津田信夫 変貌七色 1933 鋳金
08 津田信夫 月下妖麗 不詳 鋳金
09 津田信夫 水牛 不詳 鋳金
10 津田信夫 1938 鋳金
11 津田信夫 水盤 不詳 鋳金
12 津田信夫 唐獅子置物 1946 鋳金
13 津田信夫 不詳 鋳金
14 津田信夫 雷孔一聲 1935 鋳金

信田 洋(1902〜1990)
稲毛に住み、「現代生活に基礎をおくこと」を掲げ、花瓶や置物、椅子、帽子掛などを制作し発表しました。
No 作家名 作品名 制作年 材質・技法
01 信田 洋 黄銅花いらず 1961 彫金
02 信田 洋 装瓶(樓) 1966 彫金
03 信田 洋 黒孔雀の瓶 1967 彫金
04 信田 洋 透壷 1968 彫金
05 信田 洋 帯装瓶 1971 彫金
06 信田 洋 赤銅壷(作品73番) 1975 彫金
07 信田 洋 乳装銀瓶 1977 彫金
08 信田 洋 銀瓶(マーキュリー) 1978 彫金
09 信田 洋 金彩壷 1979 彫金

※都合により作品を変更する場合があります。No.と展示順序は必ずしも一致しません。

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