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                  県美メールマガジン

                                     No.22
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 本日、6月15日は「県民の日」です。
 明治初期の千葉は、江戸期の支配地域を引き継いで20余りの「県」に分か
れていました。「佐倉県」「関宿県」「大多喜県」「久留里県」などの県があったの
です。これを1871(明治4)年11月に「木更津県」と「印旛県」の2つにまとめまし
た。そして1873(明治6)年6月15日に、この2つの県が合併して「千葉県」が生
まれました。これに由来して1984(昭和59)年に、一般公募によりこの日を「県民
の日」としました。
 そのような「県民の日」を記念して、6月15日は県立美術館の常設展示に
「無料」で入場できます。今からでも、美術館に足を運んでみてはいかがでしょう
か。

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第1展示室の展示が新しくなりました。展示作品の一覧を掲載します。
アート・コレクション「中西利雄と小堀進」
6月10日(火)〜7月13日(日)
水彩画の歩みは、明治初期に外国から透明水彩が入ったことから始まります。
明治30年代後半、三宅克己や大下藤次郎などの水彩専門画家が活躍し、全国的に
水彩画ブームが巻き起こります。新たな展開への模索を続けた大正期を経て、昭
和初め、不透明水彩という素材が使われ、存在感のある大画面が描かれるように
なりました。その表現力の追求に尽力し、昭和の水彩画の発展と地位の確立に大
きく寄与した中西利雄(1900〜1948)と小堀進(1904〜1975)の二人の水彩画家の
作品をご紹介します。
No 作家名 作品名 制作年 材質・技法
1 中西利雄 南仏風景 1930 紙・水彩
2 中西利雄 人物 1936 キャンバス・水彩
3 中西利雄 外房風景 1936 紙・水彩
4 中西利雄 曇り日の離宮と駅 1947 紙・水彩
5 小堀 進 漁村 1937 紙・水彩
6 小堀 進 高原 1951 紙・水彩
7 小堀 進 海(白浜) 1954 紙・水彩
8 小堀 進 レマン湖畔 1962 紙・水彩
9 小堀 進 南欧の丘 1962 紙・水彩
10 小堀 進 1965 紙・水彩
11 小堀 進 霞ヶ浦 1973 紙・水彩
12 小堀 進 花と海 1974 紙・水彩

アート・コレクション「富取風堂 本画と下絵」
5月27日(火)〜6月29日(日)
富取風堂(1892〜1983)は東京都に生まれ、松本楓湖に師事、安雅堂画塾に学
びました。1915年より速水御舟らと共に赤曜会を結成し、日本画の研究と開拓に
力を注ぎます.1916年日本美術院展(院展)に初入選、同人に推挙され、院展を
主な舞台として活動し、評議員・監事などをつとめました。関東大震災後、市川
市に移住。県美術会で常任理事、顧問等歴任し、県の美術振興に貢献しまし
た。今回の展示では、富取の本画とその基となった下絵をあわせて展示します。
No 作家名 作品名 制作年 材質・技法
1 富取風堂 游里(其一)(其二) 1928 絹・着彩
2 富取風堂 漁村の初夏 1942 絹・着彩
3 富取風堂 仔馬 1944 絹・着彩
4 富取風堂 暮色 1962 紙・着彩
5 富取風堂 親子猿 1964 紙・着彩
6 富取風堂 初夏 1972 紙・着彩
7 富取風堂 うすれ陽 1975 紙・着彩
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☆ワークショップ「墨いろで・あーと」のお知らせ☆
墨の色を思う存分堪能し、文字などの表現を楽しむ創作体験です。
太い筆、細い筆などいろいろ使って、墨の表現を楽しみましょう。

日時:7月5日(土) 13:00〜
対象:小中学生
定員:20名
参加費:500円
申込:参加には申込が必要です。申込締切日−6月26日必着
 往復はがきに、参加希望ワークショップ名、住所、氏名(複数名の申込可)、
 電話番号、学校名、学年を記入のうえ、下記 あてにご応募ください。
 なお、定員を超えた場合は抽選となります。
 〒260-0024  千葉市中央区中央港1-10-1 千葉県立美術館ワークショップ係
 問い合わせ先 県立美術館普及課 043-242-8311
 *なお、小学生以下の参加は保護者同伴となります。

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☆実技講座「銅版画講座」のお知らせ☆
 作家の方から直接、技法などを教わることができる県立美術館ならではの実技
講座。初めての方でも、丁寧に教えていただけますので気軽にご参加ください。
 銅版画を通して版画の魅力を味わい、凹版画の基礎的な技法や幅広い版画の
表現力、創作力を修得する講座です。

日時:7月16日(水)〜18日(金)、23日(水)〜25日(金) 6日間 
   12:30〜16:00
定員:18名
講師:上田靖之先生
費用:8000円
申込:参加には申込が必要です。申込締切日 7月2日(水)必着
 往復はがきに、講座名、住所、氏名、電話番号を記入のうえ、下記あてに
 ご応募ください。なお、定員を超えた場合は抽選となります。
 〒260-0024  千葉市中央区中央港1-10-1 千葉県立美術館
 問い合わせ先 県立美術館普及課 043-242-8311

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☆千葉みなとエンジョイスタンプラリーを開催しています☆
  期間 2008年4月26日(土)〜2008年9月30日(火)

 千葉港エリアにある7つの施設(千葉県立美術館、千葉ポートタワー、ホテルポ
ートプラザちば、オークラ千葉ホテル、千葉港めぐり観光船、TEPCO地球館、ホテ
ルグリーンタワー千葉)の内、3施設以上を利用してスタンプを3種類以上集めて
応募すると、抽選で賞品をプレゼントします。また、7施設全てのスタンプを集めた
方には、パーフェクト賞を抽選でプレゼントします。
 応募用紙は、千葉県立美術館と千葉ポートタワーにあります。この機会に参加
して見てはいかがでしょうか。
※TEPCO地球館は7月22日までの営業です。

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◆無断転載はお断りします。
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     県美メールマガジン No.22 2008.6.15
     〒260-0024 千葉市中央区中央港1-10-1
          Tel 043-242-8311  Fax 043-241-7880
          URL http://www.chiba-muse.or.jp/ART/
 ※このメールは送信専用メールアドレスから配信されています。
  返信いただいても、お答えできませんので、御了承ください。
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