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県美メールマガジン

                            No.39
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 10月後半から11月中旬にかけて県美の展覧会は、「県展」・「千葉県高等
学校総合芸術祭」と、芸術の秋を謳歌する、千葉県在住の方々の芸術作品の
オンパレードです。その熱気のさなか県美の庭では、赤く色づいたサクラの
葉が、風に吹かれながら錦秋の彩りをかさこそと奏でています。

 さて、学芸の部屋は、立冬が過ぎたとはいえ、まもなく開催となる今年度
の企画展「櫻田精一展」などに向けて、ヒートアップ状態が続いています。
 今回の企画展にも、展覧会関連事業をご用意して、みなさまのお越しを
お待ちしております!

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★★☆☆ 開催中の展覧会 ☆☆★★
     〜11月23日(月曜日)

★☆第21回千葉県高等学校総合文化祭「美術・工芸・書道作品展」☆★
県下の高校生、及び高等学校教職員による「美術・工芸・書道」の部門の
作品展示です。

休館日は16日(月曜日)です。
この期間、当館は無料です。
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★★☆☆ まもなく開催の企画展 ☆☆★★
 「櫻田精一展」生誕100年−響きあう光・水・風を描く−
 11月28日(土曜日)から1月24日(日曜日)まで。

 櫻田精一(1910〜1999)は熊本県に生まれ、幼少期から27歳まで韓国で
過ごしました。その間に師範学校を卒業し教職に就きますが、途中休職し
て日本美術学校西洋画科で勉強します。そして、画業に専心するため昭和
14年に韓国から東京へ移り住み、画家としての活動を始めます。
 さらに、母校の恩師荒城季夫の紹介で小絲源太郎に師事しました。光風
会展、新文展から続く日展、日洋展に作品を発表し、個展も数多く開催し
ました。
 櫻田は、鳩をテーマにした心象的な画風の作品を20年間ほど描き、「鳩
の画家」とも呼ばれました。また、滋味深い色彩で日本的な趣の風景を描
く画家として高い評価を得ました。一貫した深い眼差しで率直に歴史や文
化、自然と対峙し、古都奈良やベルギーのブルージュをはじめとした風景
を詩情豊かに穏やかな独自の表現で描きました。
 戦後、野田市にアトリエを構え半世紀以上をこの地で過ごし、千葉県の
芸術文化振興に大きく寄与し、地域文化功労者文部大臣表彰を受けました。
 画壇においては日展参与、日洋会副委員長、千葉県美術会名誉会員など
の要職を歴任しました。
 本展では、70年にわたる画業の初期から晩年までの油彩画約70点と、ス
ケッチブックなど関係資料を展示し、櫻田精一の芸術を紹介します。

観覧料 一般500円(400円)、高校生以上の学生250円(200円)、
    中学生以下・65歳以上は無料
   (  )内は20名以上の団体料金
    障害者手帳をお持ちのご本人と介護の方1名無料

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★★☆☆「櫻田精一展」展覧会関連事業 11月分☆☆★★

◎ギャラリートーク 11月28日 土曜日13時から
 「櫻田精一展」会場において、当館学芸員による、ギャラリートークを
開催します。事前のお申し込みは、必要ありません。
 ご希望の方は、ご自由にご参加いただけます。

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▲▲▲実技講座のご案内 「金工講座」▲▲▲

銅板をたたいてのばして、「うつわ」の形にするという、鍛金技法の基本を
学びます。世界でひとつの「マイ・カップ」をつくってみましょう。

日程 1月20日(水)、21日(木)、
26日(火)、28日(木)、29日(金)
   2月2日(火)、4日(木)以上7日間

時間 12時30分から16時
定員 15名
講師 平山記通先生
費用 14,000円
締切 12月24日(木曜日)

お申し込み方法 
往復はがきに、希望講座名「金工講座」、住所、氏名、年令、電話番号を
ご記入の上、
〒260−0024
千葉市中央区中央港1−10−1
千葉県立美術館 普及課 実技講座宛お送り下さい。

申込みが定員を超えた場合は、抽選となります。

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★★☆☆★★☆ 千葉県立美術館収蔵作品巡回展のご案内 ★☆☆★★☆☆

開催期間 12月8日〜20日
会場   館山市立博物館 館山市館山351−2 電話0470−23−5212
時間   9時〜17時(入館は16時45分まで)
入場料 一般300円(250円)・小中学生、高校生150円(100円)
     (  )内は20名以上の団体料金
展示内容 県立美術館の収蔵作品の中からコロー「ナポリ近郊の思い出」や
藤田喬平「飾筥・紅白梅」など25点を展示


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     県美メールマガジン No.39 2009.11 .15
     〒260-0024 千葉市中央区中央港1-10-1
          Tel 043-242-8311  Fax 043-241-7880

          URL http://www.chiba-muse.or.jp/ART/
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