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県美メールマガジンNo.65

この度の東日本大震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

年末年始にかけたこの時期,千葉県ゆかりの日本画家関主税の初の大規模な
展覧会を開催しています。

今回は再度開催中の企画展および企画展関連事業と13日より開催のアート・
コレクション「彫刻」のご案内をお送りいたします。

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開館時間 9時〜16時30分

観覧料 企画展「関主税展」は,一般500円・高校生大学生250円・
     65歳以上中学生以下は無料です。
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☆★企画展 関主税(せきちから)展〜夢幻世界を描き続けた日本画家★☆

平成23年11月26日(土)〜平成24年1月15日(日)
 
関主税は大正8年(1919)〜平成12年(2000)は千葉県長生郡に生まれました。
幼少のころから絵画に親しみ,昭和12年に東京美術学校日本画科に入学し,
結城素明の指導を受けました。
卒業後学徒動員で出征し,復員してからは素明の紹介で中村岳陵に師事し,
日展を中心に出品を続けました。
日展では,特選,内閣総理大臣賞を受賞し,日展理事長を務めるなど,中心的
な作家のひとりとして活躍しました。昭和61年日本芸術院賞を受賞し,平成4年
日本芸術院会員となりました。
日展出品作品を軸に,学生時代の作品や,屏風絵,軸絵など72点の作品に
スケッチブックなどを加えた関の画業をほぼ網羅した展示となっています。
写生を重ね,夢幻の世界を描き続けた関主税。
今回の展覧会の特色のひとつとして,スケッチブック30冊ほどが展示され,
関の絵画制作に取り組む姿,本画制作に至る過程をご覧頂けます。
この機会に是非,精魂込めた作品の数々をご高覧ください。

◎関連事業
*美術講演会
12月18日(日)14:00〜
参加費 無料 事前のお申し込みはありません。
演題 「関主税によって祝福された自然」
講師 慶應義塾大学名誉教授 河合正朝氏

*ギャラリートーク
12月25日(日),1月8日(日),15日(日)
14:00〜
当館学芸員がギャラリートークを開催します。
企画展の入場料が必要です。
時間になりましたら,展覧会会場にお集まりください。

*ミュージアムコンサート
1月7日(土)14:00〜 ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉による
室内楽のコンサート歌とピアノ三重奏〜「日本の名曲〜春夏秋冬」
参加費 無料 往復はがきによる事前申し込みが必要です。
県立美術館ミュージアムコンサート係宛 お申し込みください。

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●アート・コレクション 
○第7展示室 
「彫刻」
観覧料 無料
会期 12月13日(火)より4月15日(日)まで

当館収蔵の彫刻作品の中から,木・ブロンズ・石・ポリエステル樹脂などの
材質による作品をご紹介します。

No.作家名 作品名 制作年 材質
1 荒居徳亮 女性マスク 1946(昭和21)年 ブロンズ
2 島田勝吾 人間家族・妻の肖像 1969(昭和44)年 ブロンズ
3 船越保武 婦人像 1985(昭和60)年 ブロンズ
4 松本雄治 大母神、天を翔ける 1984(昭和59)年 ブロンズ・石
5 六崎敏光 つどい 1996(平成8)年 ブロンズ
6 久保田俶路 若き悩み 1970(昭和45)年 ブロンズ
7 大須賀力 或るポーズ 1988(昭和63)年 ブロンズ
8 長谷川(こう) 安息 1966(昭和41)年 木
9 南部治夫 時の流れに・・・(相) 1989(平成元)年 木
10 澤田志功 森は観つめる 1995(平成7)年 ポリエステル・鉄
11 池田丈一 ひねくれた正12面体 1987(昭和62)年 木
12 関正司 IRON LADY 1982(昭和57)年 鉄
13 綿引道郎 詩人―生をみつめて 1991(平成3)年 コールテン鋼
14 木村賢太郎 トルソー 1990(平成2)年 石
15 木村賢太郎 海の上で夢を見た 1984(昭和59)年 石     

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県美メールマガジン No.65 2011.12.15
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