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 県美メールマガジンNo.83

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★千葉県立美術館は
耐震改修等工事のため、
休館しています。    ☆
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 7月になりました。
県立美術館では県内7か所の会場で第37回千葉県移動美術館を順次開催します。
まずは7月6日から、印旛郡栄町の房総のむらからスタートです。
7月14日(日)には、ギャラリートークやワークショップも予定されています。
ギャラリートークでは、県立美術館学芸員により出展作品を易しく解説します。
また、ワークショップでは『缶バッジ』を作ります。
詳細は県立美術館ホームページをご覧ください。
(URL http://www.chiba-muse.or.jp/ART/)
なお、ワークショップは当日先着順の受付で定員50名です。
3歳以上の方であればどなたでもご参加いただけます。
参加費は100円です。

〜あなたの街に美術館がやってくる〜
お近くにお住いの皆様、会場でお会いしましょう。

また、7月27日(土)には千葉ポートタワーを会場にワークショップ『立体万華鏡を
作ろう!』を予定しています。こちらは事前の参加申込みが必要です。
7月17日(水)受付締切です。
詳細は県立美術館ホームページ(URL http://www.chiba-muse.or.jp/ART/)
または、県立美術館普及課までお問い合わせください。

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◆かたる◇●みる○◆かたる◇

 4月に美術館の普及課にやってきた福田と申します。いろいろ思い起こせば、高校時代
には美術部の幽霊部員であったような…。また、子供ができてからはどうしても博物館
のほうに足が向いてしまったのですが、独身の大学生の頃は、県立美術館にも時々来て
いたんですね。まさに日々に疎しであったのですが、玄関では、カイゼル髭の浅井忠氏
(注1)が桜の花びらにまみれて変わらず迎えてくれましたし、私のお気に入りだった
大きな七面鳥(注2)も休館の寂しさに耐えて、ひっそりと収蔵庫にたたずんでおり、
再会にちょっとした感動を覚えました。

 5月にはワークショップで、「割り箸鉄砲作り」を担当しました。事前研究のためラワ
ン材を使って大きな割り箸鉄砲も作成してみたりもしました。このようなものを作ったこ
とのないお子さんやお父さん、案外きまじめな男の子たち、的を打ち抜いてガッツポーズ
をとる元気な女の子たち、子供のことになるととても適応力の高いお母さんたち…。
みんな一所懸命で素敵でした。「今の子供たちは…。」などと安易にくくってしまい
ますが、50歳過ぎの私なども同じこと。やればなんでもできる。この日だけは、テレビ
ゲームではなく、ストラップ作り、多面体作り、缶バッジ、ポップアップカードなどもの
作り。
ボランティアの方々の力も借りて大成功でした。当日の割り箸鉄砲は、一番スタンダード
な形のものを準備しましたが、館に戻ってから、インターネットの情報などを参考にし
て、6連発セミオートマチック(これは完成)、10連発マシンガン(これは3発ぐらいし
か飛ばないので失敗。改良の余地満載)を試作しました。今後のワークショップの際には
これらの経験を生かしたいと思っています。

 6月には幼稚園での出張授業「岩絵の具つくり」に参加しました。授業そのものは、教
員から異動で来られた職員がやるので、あくまでフォローなのですが、これも年長組の
子供たちの色を作る集中力に驚かされました。就職浪人しているときに、バイトで先生
をした時以来の経験となりました。今後、私のようなものでも、もしかすると出張授業
の教壇に立たなくてはいけないかもしれません。そう思うとドキドキしました。

人は生きていく上で、食べる物、道具、飾るものなど、いろいろなものを作ります。
そのことに喜びがあれば、幸せです。そしてそれを彩るものがあればなお…。

(注1)浅井忠像:大須賀力(明治39年〜平成21年) 昭和53年ブロンズ
(注2)七面鳥:鈴木章(明治39年〜昭和8年)    昭和7年ブロンズ

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※美術館からのお知らせ※

○耐震改修等工事に伴う休館について
千葉県立美術館は耐震改修等工事のため、平成25年1月から平成27年3月(予定)
まで休館します。
改修後の開館時期については、工事の進捗状況などにより変更になる可能性がある
ため、決まり次第、当メールマガジンやホームページ等でお知らせします。

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県美メールマガジン No.83 2013.7.1
〒260-0024 千葉市中央区中央港1-10-1
Tel 043-242-8311  Fax 043-241-7880
URL http://www.chiba-muse.or.jp/ART/
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