美術館からのお知らせ

県美メールマガジンは多彩な画像を含んでいます。Microsoftのoutlookメールデータを正しく表示するためには、以下の設定をしてください。
受信トレイの該当メールをダブルクリックし、次に表示された画面のTOPメニューバーの「その他のアクション」を選択し、さらにプルダウンメニューから「ブラウザで表示する」を選択してください。


*検索サイトによっては古い情報が表示されることがあります。 千葉県立美術館のホームページをご覧になる場合は、検索サイト経由ではなく、県立美術館ホームページ(http://www.chiba-muse.or.jp/ART/)をブックマークに登録してご覧ください。

来館者で賑わう特別企画展「平山郁夫展」

 【第3展示室 奈良薬師寺玄奘三蔵院大唐西域壁画殿模型と大唐西域画】    【第8展示室 左「古城ジャイサルメール」と
   右「シルクロードを行くキャラバン(東・太陽)」】

 特別企画展「平山郁夫展」の会期も残すところあと7日となりました。
来館者も3月8日(日)には20,000人に達しました。

 2年振りの開館ということもあって、連日多くの方々に来場いただいています。
 特に第8展示室では、平山が晩年に描いた大シルクロードシリーズの中の『シルクロードを行くキャラバン(東・太陽)』など大作を中心に展示し、平山の壮大なスケール感を味わうことができます。
 美術館の収蔵品を展示している「千葉県立美術館名品展」や「彫刻」では、今回初めて美術館の収蔵品をご覧になる方だけでなく、これまで何度となくご覧いただいていた方からも充実したコレクションに満足いただいています。また、美術館のこれまでの活動を紹介しているパネル展「千葉県立美術館40年の歩み」でも千葉県立美術館への関心を持つ方が多く見られます。

 「平山郁夫展」は3月22日(日)まで、「名品展」「彫刻」は3月29日(日)までとなりました。
美術館全館で特別企画展、収蔵作品展をご覧いただける大変数少ない機会ですので、是非ご来館ください。

(学芸課)

開館40周年記念特別企画展 平山郁夫展(開催中)




【故城下村民帰牧図】 (佐川美術館蔵)


【文明の十字路を往く-アナトリア高原 カッパドキア・トルコ】
(平山郁夫シルクロード美術館蔵)

 現在、千葉県立美術館の開館40周年を記念して「平山郁夫展-仏教伝来の軌跡、そして平和の祈り-」を好評開催中です。

 広島県出身の日本画家・平山郁夫(1930〜2009)は、自らの被爆体験により仏教への強い関心と平和への祈りをこめて壮大なスケールの作品を描きました。

 仏教への関心から、中国の僧・玄奘三蔵が辿ったインドへの求法の旅路を追い、シルクロード各地の仏跡や歴史的遺跡などの取材旅行を生涯続けました。
今回の展覧会では、インドの歴史的遺跡を描いた『故城下村民帰牧図』(2002)や最後の院展出品作『文明の十字路を往く−アナトリア高原 カッパドキア・トルコ』(2009)など平山が仏教の源流を求めて旅したインド・中央アジア・中国などの仏教遺跡や大陸の仏教文化を独自の文化として発展させた日本の寺院などを描いた作品を展示し、平山郁夫の芸術の軌跡と旅路を紹介します。

会   期 平成27年1月24日(土)~3月22日(日) 50日間
開館時間 午前9時~午後4時30分
休 館 日 月曜日休館
会   場 千葉県立美術館 第1・第2・第3・第8展示室
入 場 料 大人800円(640円) 高校・大学生400円(320円) 中学生以下・65歳以上は無料
      (  )は20名以上の団体料金
* 同時開催の展覧会もご覧いただけます。
同時開催
アート・コレクション 千葉県立美術館名品展
会期:平成27年1月24日(土)~3月29日(日)
アート・コレクション 彫刻
会期:平成27年1月27日(火)~3月29日(日)
パネル展 千葉県立美術館40年の歩み
会期:平成27年1月24日(土)~4月4日(土)

◆学芸員によるギャラリートーク
日時 3月22日(日) 13:30~
第1展示室にお集まりください。※参加無料(要入場料)

◆ミュージアムコンサート
千葉シニアアンサンブル・それいゆコンサート
日時       平成27年3月21日(土) 開場 13:00  開演 13:30(約90分予定)
演奏       千葉シニアアンサンブル・それいゆ
定員       200名(当日先着順)
締切       事前申し込み不要です。
※参加無料

もっと知りたいワークショップあれやこれや(はみだし編)

みなさん こんにちは!
ワークショップ担当学芸員の松田直子です。

 
今年度最後のワークショップは「日本画」でした。
今回は、いつものワークショップ担当の松田は影に隠れ、講師の先生をお迎えして日本画を教えてもらいました。

 金箔は竹の箸でつかみます。講師の先生の箔さばきにはびっくりでした。金箔の厚さは1万分の1㎜しかありません。うすいものを持つなんて、分厚いものを持つよりも簡単そうですが、全然思う通りになってくれなくて、実はむずかしいのです。
鼻息や暖房の風でひらひらと飛んで行ってしまうので、息を潜めて作業をします。そんな緊張感も金箔を使った醍醐味でした。

 3月になりました。桜が咲くにはまだ早いですが、出会いと別れの新しい年度が始まる頃です。来年度も日本画のワークショップを開催しようと企画中です。
次回は日本画の「色」の秘密に迫ります。
何回も通って日本画マスターを目指しましょう。

県美デジタルミュージアム

県美デジタルミュージアムに2作品が追加されました。(平成26年度)

篠崎輝夫とシルクロード
描かれた房総
*『崎』の本来の表記は「山」偏に「竒」の表記ですが、パーソナルコンピュータや携帯電話での閲覧時の誤表記を避けるため『崎』を使用しています。
県立美術館ホームページの千葉県立美術館デジタルミュージアムからパーソナルコンピュータやスマートフォンで ご覧いただけます。
ご覧いただく際、Internet Explorer,safari,Google Chromeの各ブラウザを推奨します。

友の会からのお知らせ

県立美術館友の会では会員を募集しています。
友の会会員になると、『実技講座(洋画・日本画・水彩画)』の受講や『葉美会展』への作品出展のほか、
『秋の美術鑑賞の旅』(本年度は11月5日に国立新美術館の「チューリヒ美術館展」や目黒区美術館の「パリの日本人展」を目黒区美術館学芸員によるギャラリーツアーとともに鑑賞しました。)など多彩な行事に参加できます。
詳細は、県立美術館ホームページ(http://www.chiba-muse.or.jp/ART/members/index.html)をご覧いただくか、県立美術館友の会事務局〔043 (242) 8311 内線38またはミュージアムショップ〕までお問い合わせください。

〒260-0024千葉市中央区中央港1丁目10番1号
Tel:043-242-8311 Fax:043-241-7880