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 県美メールマガジンNo.93

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千葉県立美術館は耐震改修等
工事のため、現在休館中です
が、平成27年1月24日再開館
します。

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【6月といえば】

梅雨入りしてうっとうしい日が続いている。当館の収蔵作品に昭和25年6月の年紀を持つ椿貞雄の墨彩画がある。
目玉の大きい魚が2尾描かれている。椿が当時住んでいた船橋の港であがった魚だろうか、画題は「おこぜ」(日−26)である。
この絵に添えられた良寛の漢詩が味わい深いので引用する。

城中にて乞食(こつじき)を了え/得々として袋(ふくろ)を携え帰る/帰り来るは何処(いずこ)なるを知る/家は白雲の陲(ほとり)に在り(原漢文)

椿は、山形県米沢生まれの洋画家で、岸田劉生に師事した。
「油絵に精出している間に、日本画を描くのは、心の休息である。」と述べていて、墨彩画の制作を楽しんだ。
さて、当館は、再開館を控えて慌ただしい日が続いている。7年ぶりに帰り来たこの職場で、皆様の足手まといにならずに職務を全うできるよう篤と梅雨雲に念じつつ過ごしている。

(普及課長 高橋 覚)

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6月21日(土)ワークショップ「小さなアニメーションを作ろう!」を千葉市生涯学習
センターで開催します。6月20日(金)まで事前申込を受け付けています。

第38回千葉県移動美術館を開催します。
@7月26日(土)から8月10日(日)まで浦安市民プラザWave101(浦安市)
A8月23日(土)から9月7日(日)までさわやかちば県民プラザ(柏市)

本年度は2か所の会場で本館の収蔵資料をご覧いただける予定です。
お近くの会場で開催されましたら、ゆったりと美術鑑賞をお楽しみください。
また、移動美術館に併せてワークショップも予定しています。
@7月26日(土)「カンバッジを作ろう!」浦安市民プラザWave101(浦安市)
A8月30日(土)「カンバッジを作ろう!」さわやかちば県民プラザ(柏市)

詳細は県美ホームページ(http://www.chiba-muse.or.jp/ART/)をご覧ください。

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県立美術館ではデジタルミュージアム『篠ア輝夫とシルクロード』・『描かれた房総』の2本を追加しました。
県立美術館ホームページの<千葉県立美術館デジタルミュージアム>からパーソナルコンピュータやスマートフォンでご覧いただけます。
なお、ご覧いただく際、Internet Explorer,safari,Google Chromeの各ブラウザを推奨します。

*『崎』の本来の表記は「山」編に「竒」、『袋』は原文では旧字体の表記ですが、パーソナルコンピュータや携帯電話等での閲覧時の誤表記を避けるため『崎』及び『袋』を使用しています。

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県美メールマガジン No.93 2014.6.15
〒260-0024 千葉市中央区中央港1-10-1
Tel 043-242-8311  Fax 043-241-7880
URL http://www.chiba-muse.or.jp/ART/
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返信いただいても、お答えできませんので、御了承ください。
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