今年度の特別展は、千葉県立美術館の開館40周年を記念して「平山郁夫展-仏教伝来の軌跡、そして平和の祈り-」を開催します。
広島県出身の日本画家・平山郁夫(1930~2009)は、自らの被爆体験により仏教への強い関心と平和への祈りをこめて壮大なスケールの作品を描きました。
平山郁夫の国内最大級のコレクションを誇る佐川美術館所蔵作品を中心に本画や素描など約90点を御紹介します。
本画では、玄奘三蔵の仏教原典を求めたインド巡礼を描いた《大唐西域画》、ボスニア・ヘルツェゴビナの紛争地を訪れて描いた《平和への祈り-サラエボ戦跡》、青森県の景勝地奥入瀬渓流を描いた全長7m以上の大作《流水無間断(奥入瀬渓流)》などを展示します。
今回の展覧会では、本画の大作を10点展示しますので、平山郁夫がシルクロードや日本各地を取材し、感銘を受けて描いた作品をじっくりと鑑賞していただけることと思います。
会 期 平成27年1月24日(土)~3月22日(日) 50日間
開館時間 午前9時~午後4時30分
休 館 日 月曜日
会 場 千葉県立美術館 第1・第2・第3・第8展示室
入 場 料 大人800円(640円) 高校・大学生400円(320円) 中学生以下・65歳以上は無料
( )は20名以上の団体料金
関連事業
・美術講演会
・ギャラリートーク
・ワークショップ
・ミュージアムコンサート