美術館からのお知らせ

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今月の美術館見どころごあんない

    【ヘレン・ハイド《雨の夜》】

 アート・コレクションの御案内
 只今開催中のアート・コレクションでは、「房総と近代美術」、「モノクローム」、「リアルな作品誕生の理由(わけ)」の3つのテーマで、収蔵作品を紹介しています。

会期:平成27年5月12日(火)~6月28日(日)
※共通
■第1展示室:「房総と近代美術」(第2期)
“房総と近代美術”という大きなテーマのもと、複数のサブ・テーマを設けて紹介しています。
【工芸】 佐倉市出身の津田信夫(鋳金)、市川市に居住した藤田喬平(ガラス)などの作品。
【日本画】 千葉県出身者で初めて日本芸術院会員になった関主税、南画一筋に制作を続けた田岡春径などの作品。
【洋画】 旧制千葉中学校で長らく図画教員を務めた堀江正章と、堀江に感化を受け、画家の道へ進んだ柳敬助、板倉鼎など教え子の作品。

■第2展示室:「房総と近代美術」(第2期)
【浅井忠コーナー】 千葉県ゆかりの近代洋画の先駆者、浅井忠の洋画、水彩画、スケッチなどの作品と、 浅井の師フォンタネージやミレーなどの作品を紹介。

■第3展示室:「モノクローム」 モノクローム(monochrome)とは、 “一つの色”を意味します。モノクロ写真、モノクロ映画などと用いられています。 美術では、日本画での水墨画はもとより、洋画の木炭や鉛筆デッサン、単色刷りの版画などが、モノクローム=一つの色の作品と言えます。 この展覧会では、日本画、洋画、彫刻、工芸、書、版画の各分野から、一つの色を生かして表現された作品を展示して、モノクローム作品の魅力を紹介します。


■第8展示室:「リアルな作品誕生の理由(わけ)」 実物そっくりに制作された作品は、古今東西、数多く作られてきました。また、リアルの意味も、外見上の正確な再現にとどまらず、時代や作者の狙いで千差万別です。 この展覧会では、「リアリズムの追求」をテーマとして開催された「浅井忠記念賞展」の受賞作品を中心に、「写真製版のリアル」など、複数の視点で構成し、作者により追求された様々なリアルな作品の魅力を紹介します。 ※添付画像 ヘレン・ハイド《雨の夜》「モノクローム」にて展示。

館長による 第2回スペシャルギャラリーと~く



館長プロデュース
第2回 スペシャルギャラリーと~く を実施します。


 5月になり、ようやく約120キロの車通勤もだいぶ慣れてきました。また、1回目のギャラリーと~くに多くの皆さんが参加してくれ、感謝感激です!
 4月当初は「もうあまり若くないから通勤疲れは致し方ないかな~」なんて心配していましたが、行き帰りの車の中での新たな楽しみを発見することができました。このことにより、長時間の運転が苦ではなくなりつつあります。
それは、自分の大好きな音楽をたっぷり聴ける「素敵な時間」が保証されたからかもしれません。自分にとってのビタミン剤は「音楽」と「スポーツ」・・「あれ~ARTがありませんね~」と言われそうですが、アクティブ思考を続けるためにはこの2つが不可欠なんです。最良のビタミン剤をいただきながら、第2回目のと~くの仕掛けを考えている最中です。第2回目の『田村スタイルの楽しいギャラリーと~く』乞うご期待!
参加、お待ちしています。

実施日 5月30日(土)
時  間 午後1時30分~(30分程度)
集  合  第1展示室入口 受付前
* 参加無料(ただし、入場料が必要です。)

■ ギャラリーと~く

対象作品
 ・ガラス工芸 石井康治
 ・洋    画 堀江正章、アントニオ・フォンタ
          ネージ、 浅井忠、バルビゾン派
          の作家(ミレー、クールベ、トロワ
イヨン)など 
  

ワークショップ

小さなアニメーションを作ろう!

会  場   千葉県立美術館県民アトリエ棟
        第2アトリエ

日  時   6月20日(土)午後1時~3時
参加費   500円
定  員   20名(小学生)
申込方法 往復はがき(複数名の申込可)
      (申込方法等の詳細はこちら
       ご覧ください)
締  切  6月6日(土)

お問い合わせは普及課
ワークショップ担当〔043 (242) 8311〕まで

実技講座(友の会共催)

陶芸講座(基礎)

会  場   千葉県立美術館県民アトリエ棟
       第2アトリエ
日  時   6月3日(水)~5日(金)・11日(木)
       25日(木)・7月16日(木)
     各回 午後0時30~4時
講  師   千葉県美術会理事 鈴木久美子氏
参加費   9,000円(6日間)
定  員   20名
申込方法 往復はがき(1枚につき1名の申込み)
      (申込方法等の詳細はこちら
       ご覧ください)
締切     5月20日(水)

お問い合わせは普及課
実技講座担当〔043 (242) 8311〕まで

もっと知りたい学芸員のお仕事あれやこれや

みなさん こんにちは!
ワークショップ担当学芸員の松田直子です。

 平成27年度第一弾のワークショップ「たのしい日本画教室」、今回は予想をはるかに超える御応募をいただきました。なんとか日本画を多くの方に経験していただきたく定員を増やしたのですが、それでも多数の、本当に多数の落選者が出てしまいました。すみません。
千葉県立美術館では
、もう次のワークショップ開催に向けて準備が急ピッチですすんでおります。

 写真は、昨年の「小さなアニメーションを作ろう!」の制作風景です。同じく昨年普及課職員一同で開発した、秘密の参考作例です。
「こんな風にアニメが作れるんだ!」というヒントになりつつ、「見本はこうだけど、私はこうしたい!」と参加者の想いがふつふつ湧いてくれるといいなと職員一同考えた渾身の参考作例です。
 昨年のワークショップ参加者のすばらしい作品を思い出しつつ、どうやってパワーアップできるか、研究中です。

県美デジタルミュージアム

県美デジタルミュージアムの作品を紹介します。

篠崎輝夫とシルクロード
*『崎』の本来の表記は「山」偏に「竒」の表記ですが、パーソナルコンピュータや携帯電話での閲覧時の誤表記を避けるため『崎』を使用しています。
描かれた房総
県立美術館ホームページの千葉県立美術館デジタルミュージアムからパーソナルコンピュータやスマートフォンで ご覧いただけます。

友の会からのお知らせ

県立美術館友の会では会員を募集しています。
友の会会員になると、『実技講座(洋画・日本画・水彩画)』の受講や『葉美会展』への作品出展のほか、
『秋の美術鑑賞の旅』など多彩な行事に参加できます。

実技講座のご案内
(*会員以外の方も申込可能ですが、応募が定員を超えた場合は会員の方を優先します。)

水彩画講座1
 会   場 千葉県立美術館県民アトリエ棟 第1アトリエ
 日   程 6月3日(水)~5日(金)・10日(水)~12日(金) 6日間
 時   間 午後1時~4時(片付けも含む)
 申込締切 5月20日(火)必着
 定   員 30名
 講   師 千葉県美術会理事 青柳光枝氏
 費   用 7,000円

洋画講座2
 会   場 千葉県立美術館県民アトリエ棟 第1アトリエ
 日   程 6月16日(火)・18日(木)・24日(水)・25日(木)・28日(日)・30日(火) 6日間
 時   間 午後1時~4時(片付けも含む)
 申込締切 6月2日(火)必着
 定   員 30名
 講   師 千葉県美術会常任理事 田辺知治氏
 費   用 8,000円

詳細は、県立美術館ホームページ(http://www.chiba-muse.or.jp/ART/members/index.html)をご覧いただくか、県立美術館友の会事務局〔043 (242) 8311 内線34〕までお問い合わせください。

〒260-0024千葉市中央区中央港1丁目10番1号
Tel:043-242-8311 Fax:043-241-7880