《交河故城》 2001(平成13)年  紙・水彩、縦 36.5p×横51.5p

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 交河故城は、川の中州の切り立った断崖の上に立地する都城跡です。前漢の頃に栄えた車師前国の都城でしたが、唐代には安西都護府が置かれ、その後西域経営の中心となったとされます。日干し煉瓦や土でできた建築物の保存状態が良く、官庁区や寺院区、居住区などが認められる遺跡です。

【トルファン】

 新疆ウイグル地区に位置する、世界でも有数の低地・トルファン盆地中央部の町です。気温が高く、風も強く乾燥した地として有名です。天山北路と天山南路を連結する要衝として栄え、特に5〜7世紀頃には漢族系の高昌国が建国され繁栄を極め、その後は遊牧民のウイグル族が支配して栄えるなどしました。

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