五百城文哉 作
制作年不詳 紙・水彩 67.0×39.0(cm)
五百城は、明治25年のシカゴ万国博覧会に出品した《日光東照宮陽明門》を制作したのを契機に、日光に在住し、近辺の風景を数多く描いた。五百城は、細密な描写に優れており、のちに植物画の制作に従事した。この作品からも、細密描写の高い技量を見ることができる。
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