丸山晩霞 作
制作年不詳 紙・水彩 32.9×37.5(cm)
初夏の透き通った空気を、多彩な色彩で表現している。点景として描かれた水遊びをする娘たちの服装以外は、少し前まで郊外に残されていた光景です。紙に漉き込みされた文字から、明治32年以降の制作であることは明らかであり、丸山が最も卓越した作品を描いていた時期のものと思われます。
「日本水彩画史の作家と作品」トップへ