(ボン)
【名称は『仏説盂蘭盆経』によるとされ、一般家庭では訪れてきた先祖と交歓し、寺院では施餓鬼を行い、新仏を中心として有縁無縁の亡霊を弔う。】
 日本における盆の初見は、奈良時代に編纂された『日本書紀』によると、斉明天皇三年(657年)ですが、盆と思われる記述まで含めると、推古天皇十四年(606年)までさかのぼることができます。そこには仏教伝来という背景があるわけですが、当初は寺院における行事にすぎなかった盆行事は、やがて貴族、そして庶民の生活の中にも浸透し、現在においても正月と並ぶ国民的な年中行事となっています。
 
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