刈り上げ(カリアゲ)・アキモチ
【稲作儀礼の一つで稲刈りの終わりを祝う収穫行事。新穀の餅に大根、特に二股大根を添えて供えたり、あるいは稲刈り鎌を供える。】
 今の農業では、稲刈りをしたあと、脱穀、袋づめといったいくつかの作業が続いて行われます。つまり、稲刈りは一連の作業の中途にすぎません。これに対して、古くは稲を田でほした後、すぐには脱穀せず、穂のついたままで倉や納屋などに保存しておく期間があったのです。農家の人達は稲刈りがおわるとほっと一区切りという感じをもった事でしょう。ですから稲刈りの後には盛大なお祝いがなされたのです。 
房総のむらで見られる展示
下総の農家
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