正月(ショウガツ)
【1年の最初の月であり、歳神を迎える行事を中心とする大正月と、農耕の予祝行事が多く行われる小正月にわかれる。】
 1年の始まりを太陽暦では1月1日と考えます。しかし、月の満月から満月までの周期を1ケ月とした太陰暦の考えからいえば、満月の1月15日を元日とする考え方もあります。1月1日を「大正月」とするのに対し、15日を「小正月」と呼ぶ所以です。
 春を迎え、その年の豊作や安穏をもたらす年神様を招き、そのための環境を作ってあげることが、正月の準備です。正月になって以降は、仕事始めや農作祈顧などで、1年のうち最も年中行事の多い時期です。歳神様は正月様とも呼ばれ、この神様が宿る所として用意されたのが門松です。
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