生態園トピックス展 「春の鳥」

、生態園では、繁殖の時期を迎え、鳥たちが高らかにさえずります。カモ類などの冬鳥も、まだとどまっていて、あわただしく旅の準備をしています。国内を移動する鳥が生態園に一時的に立ち寄り、珍しい鳥に出会えるのもこの季節です。冬から春へ、葉が開ききる前の生態園は、移り変わるさまざまな野鳥が観察できる、バードウォッチングの絶好の機会です。

今回の展示は、観察に適したこの季節に、生態園の野鳥を紹介します。鳥類の標本や写真を用いて、生態園の鳥類相を紹介すると同時に、写真で捕らえた野鳥のさまざまな様子も展示します。まれにしか見ることができない鳥類もありますが、日常的に見ることができる野鳥は、出会う頻度が高いだけに、さまざまな場面を撮影することができます。たくさんの写真から、『普通の』野鳥の生活の様子や、思いもよらない表情を見てください。「外で鳥でも見ようか」、そんな気分になるはずです。


エナガは小さくて、ぬいぐるみのような鳥。黒い目が印象的です。
 
ウシガエルを捕まえたアオサギ。残酷なようですが、生きていくために餌は欠かせません。
 
水面を飛ぶカワセミ。一直線に猛スピードで飛んでゆきます。

このほかにもたくさんの野鳥の生態写真を展示します。お楽しみに。

会期 平成 18年3月7日(火)〜5月7日(日)

会場 生態園オリエンテーションハウス


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