「旅する地球の水」展の目次にもどる

水講座 8月6日(土) 水と植物
 <講演内容> 

どうして植物は水をほしがるのか ?
どうやって水は高い木をのぼっていくのか ?  など、

植物と水をめぐっては、日ごろから疑問に思われていることがたくさんあると思います。

本講座では,植物と水にまつわる疑問に答えつつ、水の持つ不思議な性質を主に実験と展示を通して参加者とともに実感しようと思っています。



 <すいすいぼく(水吸い木)> ⇒

実験装置の一つです。

木の中を水がのぼる原理を説明するための模型です。
企画展の会場に展示してあります。
 <講師紹介>
由良 浩(ゆら ひろし)
1958年大阪府生まれ。小学生の時から千葉県在住。
現在、千葉県立中央博物館上席研究員。専門は植物生態学。
数多い植物のなかでも,厳しい環境に耐えながらけなげに生きている植物たちの生態が研究のテーマ。
東京大学大学院時代は、富士山の標高2500m付近の針葉樹の生態を研究。千葉県立中央博物館に就職してからは一気に山を下って海岸の植物や湿地植物の生態の研究を始める。