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水講座 8月13日(土) 水辺の鳥たちの生活
13:30〜15:00 於:講堂 定員 50名
<講演要旨>
鳥たちは、人間と違い体の熱をさげることが簡単にできないから、生活するのは大変です。
 私たちは暑いときは、水道から水を飲むだけではなく、冷蔵庫があればもっと冷たいものも飲むことができますね。鳥たちは暑いといってクーラーを使うことができませんね。
 さて、鳥たちは水をどのように利用しているのでしょうか?
 海水を飲むアオバト、
塩水を鼻から出すミズナギドリの仲間、
鼻の穴がないカワウ、
コアジサシは羽根が冷却器


・・・・などのトピックスを紹介いたします。



炎天下、鳥の巣調査中の講師。

船橋市浜町 23 July 2004 画像は箕輪義隆氏(挿絵工房)提供
 <講師紹介> 桑原和之(くわばら かずゆき)
1959年石川県金沢市生まれ。
東邦大学理学部、東京農工大学農学研究科修了後、
千葉県教育庁文化課で千葉県立中央博物館準備室に勤務。
現在、千葉県立中央博物館環境教育研究科 上席研究員。
千葉県内だけではなく、国内の水辺の野鳥に関する資料も収集し解析している。