千葉県立中央博物館 平成20年度企画展「大昆虫展」
展示物の紹介 「大きさの多様性」
 
大きな昆虫として有名なのはヘルクレスオオカブトでしょう。でも、世界には他にもたくさんの巨大昆虫たちが暮らしているのです。どうしてこんなに大きいのでしょう? このコーナーでは「大きさ」という切り口で虫の多様性をのぞいてみます。
写真ではその巨大さがわかりにくいと思いますが、標本箱(約51×42センチ)の大きさから想像してみてください。
 
● 「でかいぞ!甲虫」
 
世界最大の甲虫たち
カブトムシ、オサゾウムシ、ミツギリゾウムシ、ゴミムシ、ハンミョウ、フン虫、カッコウムシ(右)
世界初公開!
世界最大のカッコウムシの1種
体長5センチ。カッコウムシのなかまは日本にもいますが、こんなに巨大な種はニューギニアにしかいません。
世界一重い昆虫
ゴライアスオオツノハナムグリ
世界最大のカミキリムシ
タイタンオオウスバカミキリ
世界最長のキバをもつ昆虫
ナンベイオオキバウスバカミキリ
世界最長のひげをもつ昆虫
ウォーレスシロスジカミキリ
 
● 「なんでも世界一」
 
世界最長の昆虫
体長30センチに達するナナフシのなかま
世界最大の昆虫たち
オニオオアリ、ハチのなかま、テイオウゼミ、ナンベイオオタガメ
そして世界最小の昆虫、ホソハネコバチの1種も
世界最大の昆虫たち
キリギリスの1種、オバケコロギス、アリノスシジミ
世界最大の昆虫たち
ヘビトンボのなかま、ウスバカゲロウのなかま
世界最大のガ
ミンダナオオオヤママユ
 
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