企画展 -僕らのつくった森- 千葉県立中央博物館

生態園野外展示 「生きものを観察する工夫」

野外で生きものを観察するためには、ちょっとした工夫が必要です。企画展開催中、そんなしかけを生態園に設置します。どのしかけも、簡単につくれるものです。みなさんの周りのビオトープや観察場所での自然観察にも役立つものがあるかもしれません.

 さまざまな生きものを観察するしかけ
1.ハチの家
軒下にアシを束ねて、つるしておくとおくと、ハチの仲間が営巣します。
6.森の置物
森の土の上にムシロなどを置いてあります。下に何かひそんでいるでしょうか?
11.枝置場
枝を置いておくと、キノコがでたり、カミキリなどの幼虫がそこで成育したりします。
2.松の生長
枝の一年ごとにのびたところを、記してあります。マツボックリのでき方もわかります。
7.鈴が教える木の名前
名前のついたプレートを引くと、木の位置を鈴が教えてくれます。耳をすましてみましょう。
12.アカネズミ観察地
いやすい場所をつくったり、エサを運ばせたりして、アカネズミの生態を観察します。
3.アリの巣のふた
アリの巣の上にタイルなどを置いておくと、その下にアリやサナギが集まっています。
8.モグラ観察地
モグラの坑道に窓をつけてみました。果たして見えるかな?
13.大地のとびら 大地に、透明な窓をつけてみました。土の中の世界をのぞいてみよう。
4.自然ののぞき穴
パイプをのぞくと、気づきにくい観察場所が見えます。
9.音をきく椅子
座ると、音がよく聞こえる椅子です。生態園で、どんな音が聞けるでしょうか?
14.ジョウビタキの鏡
ジョウビタキは、鏡に映った自分の姿が許せません。どんな行動をするのかな?
5.こも巻き
冬の間、木の幹にワラで造ったこもを巻いておくと、隙間に動物が集まります。
10.たいひ置場
葉を腐らせた堆肥の中には、さまざまな生きものがすんでいます。のぞいてみましょう。
個々の展示のタイトルや内容は変更されることがあります。ご了承ください。


生きものを観察するしかけ分布図

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