<自然の地形景観を主題にした空中写真>
リアス式海岸とそれを侵食する海食崖 (鋸南町・勝浦市)   空からみた千葉県topへ 
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  鋸南町・勝浦市     

鋸南町
岩井袋
西から
05401

勝浦市
川津
南から
06401
撮影 1987年10月
<解説>
縄文海進の時期に、岩石が比較的硬くて、海岸段丘が発達しなかった所では、その後大地震で土地がが隆起しても、海岸段丘が現れず、山が海に接し、海進当時からのリアス式海岸線が保存されているところがあります。勿論、岬は削られ、入り江は川で埋め立ってられて、凹凸の具合は減っていますが、それでも入り組んだ海岸線が残っています。
 1、鋸南町岩井袋。遠景は勝山の平野で佐久間川によって、入り江が埋め立てられて平野になっています。前景の岩井袋の海岸は、リアス式海岸の面影がよく残っています。
 2、勝浦市川津。 太平洋に面して海食が強く以前海側に飛び出していた岬が削られて、海岸線が直線に近くなるまでに削られています。しかし、以前のリアス式海岸の様子が想像できますね。