<人の手の入った自然+人工景観を主題にした写真>
下総台地の谷津田と台地地形 (佐倉市 八街市 本埜村 下総町)
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佐倉市
下勝田
南東から
01101
八街市
岡田
南から
01301
本埜村
物木
南から
01401
本埜村
物木
北から
01403
下総町
七沢
北東から
01501
  撮影時期 1987年5月、10月

<解説>下総台地とそれをきざむ侵食谷〔以前はほとんどすべてが水田化されて谷津田といわれていました〕は、房総半島北半の主要な地形です。

 平坦な台地の段丘面、侵食谷の斜面、侵食谷の谷底の3種類の地形で構成され、
台地上の平坦面は植林地や畑
侵食谷斜面は、樹林地、その下部は集落。
谷底は、水田か用水池。というのが普通のパターンでした。
これらの地形ごとの景観は、江戸時代以来、人間の営為によって作り出された景観ですが、地形そのものも
細かく見ると、人間によって改変されています。特に、侵食谷の谷底は、本来の地形は全面的に変えられ、水田用の畦と土盛り、用水路などの人工の地形で置き換えられ、本来の地形は残っていません。