No.7 ドクカラカサタケ
Macrolepiota neomastoidea
ハラタケ目
ハラタケ科
カラカサタケ属



プロフィール
白いきのこで手頃な大きさである点から食用と思われがちだが消化器系の毒を有する.傷をつけると肉がやや赤〜茶色に変色する点が特徴である.和名は毒唐笠茸の意味で,頭に直接かぶる笠に対して,柄のある差し笠を唐笠というところから.
1987年9月12日
印旛郡栄町,県立房総風土記の丘
見分け方 :傘の表面に大型で淡黄褐色の鱗片をつける.カラカサタケなどに似るが,やや小型で,肉は白色で傷つけると赤変する点で区別する.
発生時期と生態 :竹薮や林内地上に多数群生し,まるく輪をえがいて生じることもある.千葉県では9月から10月.現在のところ日本のみで知られる.周辺の国々からも将来発見されると考えられる.
中毒のタイプ B胃腸の刺激
毒成分 :不明
中毒例 :食すると嘔吐,下痢をする胃腸系の毒

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