アズマモグラ

学名:Mogera imaizumii

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生態

 体全体が黒くて短い毛で覆われており、手が大きく爪が長く、手のひらは外側に向いている。土の中で暮らすため、目はとても小さく退化している。においには敏感。

 アズマモグラが生活している土の中のトンネルは直径が約3〜4cm程度。繁殖期以外は1頭ずつ別のトンネルを作り、生活している。トンネルは地下30〜50cmよりも浅いところを頻繁に使う。地中深く掘った時に余った土は地上に押し上げられる(モグラの塚)。

 モグラは肉食性で、主にミミズを食べる。この他にも昆虫の幼虫やアリ、ムカデ、冬眠中のカエルやモグラの死体なども食べる。

出産は4月後半から6月初頭、産仔数は2〜6頭。寿命は長くとも4〜5年程度。

よもやま話

 アズマモグラはモグラ目モグラ科に属し、学名はMogera imaizumiiといいます。1995年頃までMogera woguraという名前がアズマモグラにあてられてましたが、最近、この学名は西にすむコウベモグラにあてるのが適当であるとされました。はじめに学名をつけた人は日本人ではなかったので、「モグラ」なのに「Mogera(モゲラ)属」となってしまいました。

参考文献

阿部永・石井信夫・金子之史・前田喜四雄・三浦慎悟・米田政明 (1994)日本の哺乳類 東海大学出版会 東京 195pp./阿部永・横畑泰志(編)(1998)食虫類の自然史 比婆科学教育振興会 庄原 391pp.