タヌキ

学名:Nyctereutes procyonides

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生態

 体重3〜6kg。昆虫類と果実を中心に、ムカデやミミズなどの小動物、甲殻類、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、ネズミなどの小型哺乳類などいろいろなものを食べる雑食性の中型獣。人家近くでは生ゴミや畑の作物なども食べる。主に夜に活動する夜行性動物。

 2〜4月頃、交尾をする。妊娠期間は約60日。5〜6月に4〜5頭ほどの子を出産。

 糞をためる習性があり、「ため糞」を作るが、その役割や理由はよくわかっていない。

分布

千葉県内では広く分布する。

よもやま話

 「ムジナ」との呼び名は古くから使われているが、タヌキのことをさしたり、イタチ科のアナグマのことをさしたり、両者を混乱している俗称である。

 疥癬症(かいせんしょう)はヒゼンダニという体長0.2〜0.4mmほどの小さなダニによる皮膚病。多数のヒゼンダニに寄生されると、激しいかゆみにさらされ、毛が抜け、ゴワゴワした皮膚となる。ひどい場合は全身脱毛となり衰弱死する。タヌキの疥癬症は東京都多摩地域や神奈川県などで大流行した。千葉県内ではほとんど見られなかったが、最近、県北部で疥癬症のタヌキが確認され始めた。

参考文献

落合啓二(2001)青葉の森のタヌキ. 千葉県立中央博物館第49回生態園トピックス展解説書, 10pp. 千葉県立中央博物館.