知る人ぞ知る滝 その2

小中大滝 

 <写真提供 並木健祐氏>

所在地:大網白里町小中 小中池の上流
落差 7m 

水系:南白亀川水系の支流小中川
成因:河川争奪による滝

地質:下総層群金剛地層の西野々砂泥互層 緩い逆層

本滝滝面:線滝直線溝、直下型。

滝名の由来:小中大滝あるいは蕨谷の滝。
どちらを使ってもよさそう。
大滝の用語は、大網から小中池へ行く道の傍らに立つ大きな用水記念碑の碑文に「大滝」と刻まれています。
「蕨谷の滝」は、地元の小字からきた名称のようです。
大滝の方が通りがいいので使用します。

コメント:  まさに、知る人ぞ知る滝。簡単に見に行けないので、見に行った人しか知りません。
千葉市内にあると紹介されたこともあるけど、大網白里町です。
地学的には、千葉県最北の自然の滝です。これより北に滝はありますが、皆、人間が加工、製作した滝です。

●滝の成因、変遷等は興味深いので、小中大滝のできかたページを見てください。
●滝で遭難した人の話は、ほんとにあった落ちた話ページを見てください。

交通:20年以上前は、小中池の周りに道があり、その道から滝までの道があったので、簡単に行けたとのことです。しかし、滝上流の川の荒廃により、押し出してきた土砂でその川沿いの道は跡形もなく荒廃してしまい、道形すらなくなり、行くのに一苦労となりました。
 それに、小中池から行くと遠くて時間がかかって大変でした。
 最近、町で小中池を公園として整備していて、池の水位を上げ池の周りに新しい遊歩道を作る計画のようですが、まだできていません。
 工事にともなって今までの道は厳重に交通止めになっていますし、道の先は水没しているとのことで、工事が完成するまで池からは行けそうもありません。
 遊歩道は池の下まで行くようですがら、工事が出来上がれば簡単に行けるようなると思います。
  というわけで、昭和の森公園のある、滝の上流から降りてきて、滝下に降りるので時間が少なくてすむということになります。これが怖くて、危険です。


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