29 田代滝
所在地:大多喜町田代
落差 10m
夷隅川水系
曲流短絡(自然の)による滝。
上総層群黄和田層 砂泥互層 順層
稿本千葉県誌 『田代瀧 同村大字田代字薮に在り、田代及び大字弓木の渓間より溌する水流此處に來りて飛瀑と為る、高さ七丈、濶さ九丈餘にして兩岸の岩石聳峙し頗る壯觀なり、下流は長崎川となりて夷隅川に入る。』 大蛇伝説があり、大蛇の頭と伝えられる頭骨が田代の休暇に伝えられている。私も見ました。なかなか迫力がありました。
人工の曲流短絡瀧は、たくさんあるが、自然の短絡滝はありそうでないです。この滝が唯一の例である。
交通:2.5万地形図に記号が出ているので行ってみてください。踏み跡後完備。滝の下流やや離れたところの水田から川に降りること。
滝面:面滝壁状直下型。全面滝壷。
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