房総のフィールド・ミュージアムについて

 中央博物館では、「房総のフィールド・ミュージアム」事業を実施しています。この事業は、房総の自然や文化そのものを“資料”や“展示物”と考える、野外で実施する博物館活動です。中央博物館本館では、平成15年4月から「房総の山のフィールド・ミュージアム」事業を房総丘陵にて展開してきました。大利根分館の休館に伴い、令和5年4月からは「房総のフィールド・ミュージアム」事業として、活動の場を房総全域に拡大しました。多くの人が房総の豊かな自然や文化に触れ、学び、楽しむための場を作ることを目的として、以下のような活動をしています。

● 観察会

 房総の自然を題材とした観察会を実施しています。

● 調査研究、資料収集

 房総の自然、文化に関する調査研究を行っています。また、資料の収集を行っています。多くの地域の方々にもご協力いただいています。

● 清和小教室博物館

 君津市立清和小学校の敷地内にある部屋で毎月第2、第4金曜日の11:00〜16:30に開館しています。教室博物館は、平成15年度に君津市立三島小学校の余裕教室をお借りして房総の山に関する調査研究、資料収集、県民の方々との交流の拠点として開館しました。令和元年度末をもって旧三島小学校は移転統合となりましたが、教室博物館は令和5年4月に清和小学校へ移転し、清和小教室博物館として生まれ変わりました。(詳しくはこちらをご覧下さい)

● ニュースレター、メールマガジン

 房総のフィールド・ミュージアムの活動について広く知っていただくため、ニュースレター『しいむじな』の発行(年4回)、メールマガジン『しいむじなメール』を発行(月1回)しています。