ヤマノカミコ(山の神講)

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   毎年2月7日と11月7日はヤマノカミコです。
   清和の山には、山仕事をする人たちによって多くの山の神様がまつられています。
   この日は山に入って木を切ってはいけないと伝えられ、山仕事を休みました。
   山仕事をする人たちは、山の神の祠に赤飯を供えたり、家々の神棚に山の神様用のお膳を供えるなどします。

   小糸川上流部の集落豊英の下の台地区では、ヤマノカミコが地区全体の行事となっています。各戸一人ずつが集まり、ヤマノカミコを行います。かつてはヤマノカミコだけではなく、イセコ(伊勢講)などいくつもの講が地区を単位として行なわれていましたが、現在ではヤマノカミコだけになってしまいました。ヤマノカミコの時に掛ける掛け軸はイセコのものを使っています。


山の神に供えられたお神酒と赤飯
(掛け軸は伊勢講のもの) 豊英下の台

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