正月飾り

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   正月には年神様をお迎えするために松やしめ縄などで家の内外に飾りをします。松は年神様の宿る目印とされ、しめ縄は神聖な場所を他の場所と区別するために張ります。


玄関に飾られた正月飾り(宿原)

納屋にも輪飾りをつけます(宿原)


   清和地区では年末の29日と31日を避け、28日や30日に門松をたて、玄関や納屋などに正月飾りをつけます。



   屋内には年神様をまつるための棚を設けます。しめ縄を張り、お神酒や鏡餅を供えます。また、棚の前には竿を吊して栗、干し柿、昆布、するめなどの縁起物を供えます。


門松(宿原)

年棚に供えられた供物(宿原)



   これらの飾りのうち門松だけは7日までに取り外しますが、それ以外は15日頃に取り外します。外した飾りは家々で燃やし、その灰を家の周りに撒きます。そうすることで悪いものが家の中に入って来ないと伝えられています。


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