No.024 2002/03/18(月)

 ヤマツツジの芽吹き


 ヤマツツジの芽吹きはよくみるとおもしろい。

 ヤマツツジには2種類の葉がある。写真の中で明るい緑色の大きめの葉が「春葉」、その下にあってやや濃い緑色の小さい葉が「夏葉」だ。

 夏葉は長さ1cmほどで夏に出て冬を越す。春葉は長さ3〜4cmと大きく、早春に出て秋に落ちる。このように2種類の葉を使い分けて1年中葉をつけているため、ヤマツツジは「半常緑」と呼ばれる。

 美しい朱色の花が山を飾るのは、4〜5月のこと。

(K)


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