No.085 2002/08/22(木)

 稲刈り


 逆立ちして田んぼをながめてみた、というわけではない。これは干された稲束だ。

 8月もまだ十日ほど残っているというのに、山の田んぼでは稲刈りが始まった。今刈っているのは早稲(わせ)品種の田だが、あと1週間もすればコシヒカリの稲刈りが始まる。

 刈り取った稲束をこうやって竹竿に掛けて天日に干すことを“おだ掛け”という。機械乾燥が主流になったが、やはり天日干しの米はうまいという。

 稲刈り後の田んぼは少しさびしい。泳ぎまわっていたたくさんのオタマジャクシもみな子ガエルになって上陸した。この次にカエルがやってくるのは、1〜2月のアカガエルの産卵期。

 田んぼはしばらく秋休みだ。

(K)


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