No.211 2004/10/1(金)

 モミタケ


dummy    モミの木の混じった雑木林の中で、白い卵状のものが目に入った。最初はタマゴタケの幼菌かと思ったが、とても堅く、かすかな模様が見えるのでモミタケの幼菌と判断。ちょっと若すぎるが思い切って掘り出した。
   このモミタケはまだ若いのでカサの直径は10センチ,長さは20センチほどだが,大きく成長するとカサがフライパン位の大きさまで広がる。
   このキノコ、房総の山では「サマツ」と呼ばれよく食べられている。味はちょっとクセがあるが、しっかりとした歯ごたえが楽しめる。

(小田島高之)

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dummy モミタケ幼菌:生えているところ
生えているところ
モミタケ幼菌:掘り出したところ
掘り出したところ
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 モミタケ Catathelasma imperiale (キシメジ科)

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