No.361 2006/04/21(金)

 キノコが生えた


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   先日、クワガタの幼虫が出てきた朽ち木からキノコが生えてきた。浅い漏斗(ろうと)のようなカサの形とその模様からアミスギタケだろうと思った。念のため、ひっくり返すと見事な網目模様の管孔(かんこう)が見えた。やはりアミスギタケだ。

   アミスギタケはサルノコシカケの仲間で、おもに広葉樹の枯れ木に生えるごく普通のキノコ。クワガタの幼虫飼育用にヒラタケの菌糸を植え込んだおが屑が売られているを見かけるが、自然界ではいろんな種類の菌類の働きで朽ち木となったものを幼虫は食べているのだろう。クワガタの種類によって、好みの菌類が違うとすると面白い。


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(小田島高之)

 アミスギタケ Polyporus arcularius(タコウキン科)

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