No.641 2009/01/26(月)

 糠に集まるミツバチ


dummy  君津市清和地区・秋元城址近くに在住の野村さんからの投稿写真。
 野村さん「この時期に今年も養蜂の蜂がイノシシの檻の糠に集まる。」
 写真をみて驚いた。イノシシ捕獲のための檻に、餌としてまいた糠。その表面にたかる無数の虫。まるでハエのようだが、これはセイヨウミツバチ。こんな光景はみたことがない。この近くには養蜂家の越冬場所があって、セイヨウミツバチの巣箱がたくさん置かれている。そこから来た働きバチが糠を集めているのだ。ミツバチの専門家に尋ねたところ、ミツバチはこのように米糠やフスマ(小麦の皮のくず)を集めることがあるのだそうだ。花の花粉と同様にタンパク源としているらしい。
 (尾崎煙雄)
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 セイヨウミツバチ Apis mellifera(ミツバチ科)

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