No.689 2009/05/10(日)
シオクグ
20年ほど前より比べると、小櫃川河口域の草本植生も分布を変えてきたようだ。しかし塩湿地に生育するシオクグは、前と同じ場所か、さらには範囲を広げて健在であった。一見すると見間違う砂浜上のコウボウシバ同様、東京湾に残る貴重な景観を形づくっている。
(江口誠一)
シオクグ
Carex scabrifolia
(カヤツリグサ科)
コウボウシバ
Carex pumila
(カヤツリグサ科)
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