No.772 2009/11/03(火)

 ワスレナグモの調査


dummy  芝生にしゃがみ込んで何かを測っている2人の少年(写真1)。中1のユウトくんと高1のユウスケくん。2人とも三島小学校の卒業生。この日、私と3人でクモの調査をしたのだ。クモの名はワスレナグモ。地面に巣穴を掘り、中に潜んで昆虫などを捕らえて食べる。かなり珍しい種で、その生態も不明な点が多い。ある学校の校庭にそのクモが多数生息しているのをユウトくんがみつけ、この日の調査となった。ユウスケくんも助っ人に駆けつけてくれた。はいつくばって地面に開いた巣穴(写真2)を探すのは骨の折れる作業。穴の直径は1センチ前後。この日の調査で多くの巣穴がみつかり、貴重なデータが得られた。
 (尾崎煙雄)
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写真1
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写真2
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 ワスレナグモ Calommata signata(ジグモ科)

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