No.928 2011/03/25(金)

 オビカレハの幼虫


dummy  先週観察したオビカレハの幼虫のその後。体長7ミリほどになり、身体には模様がはっきりしてきた(写真1)。3齢幼虫だと思われる。ボケの新葉をもりもり食べている(写真2)。やはり集団を作っているが、また別の枝に移動している(写真3)。テント状の膜も大きくなったが、やはり多くの幼虫はテントの外にいる(写真3)。テントの中の葉は食われた跡がないが、糞はテントの中に多い。また脱皮殻と思われるものがテントの中に固まっている(写真4)。脱皮はテントの中で行うようだ。もしかしたら夜はテントに入って寒さをしのいでいるのだろうか。
 (尾崎煙雄)
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写真1
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写真2
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写真3
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写真4
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 オビカレハ Malacosoma neustria testacea(カレハガ科)

 ボケ Chaenomeles speciosa(バラ科)

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