久しぶりに房総丘陵を歩いた。
午前中は大雨だったが、昼頃に雨が止んだので房総丘陵の尾根へ車を走らせると霧で視界が遮られていた(写真1)。
ここは標高は約280mの世界。標高的には大したことはないが、この霧の中の登山は危険極まりない。この日、雨上がりの午後から渓谷を歩いていると、午前中からトレッキングをしていたという登山者2名と出会った。こんな悪天候の中、よく無事に歩けたものだ。
夕方に同じ場所へ出かけてみると房総丘陵の山並が一望できた(写真2)。このとおり、房総丘陵は目印になるような突出した山がなく、平坦な山並なのが特徴だ。一旦、自分の居場所が分からなくなると、天然の迷路と化す。特に冬の房総丘陵の登山は日が短いので用心して欲しい。
(大木淳一) |