No.1025 2012/05/18(金)
ヤマナメクジ
高宕山の沢を歩いていて、大きな岩の裏にナメクジらしきものを見つけた。 ヤマナメクジと言う名の大型のナメクジで,この個体はさほど大きくないが、大きなものでは10センチ以上(一説には20センチ近く)になるらしい。それはもう、ほとんど腐ったバナナの如き外観ではないだろうか。ナメクジはカタツムリが貝殻を失ったものだが、貝殻を失ったからこそ、陸上でここまで大型化できたのだろう。 カタツムリのように「ツノ」を出していればもう少し愛嬌がありそうなものだが、この個体ではわからなかった。 (加藤久佳)
ヤマナメクジ Meghimatium fruhstorferi(ナメクジ科)