No.1072 2012/10/26(金)

 ホコリタケ


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 三島小の校庭の一角にキノコが大発生している、という情報を聞いたので見に行った。たしかに、小さなキノコが土手に群生している(写真1)。これはホコリタケのようだ(写真2)。別名、キツネノチャブクロ。直径3〜4センチのピンポン球のような形で、柄が付いている。表面には細かいトゲ状の突起がある。ふわふわと柔らかく触り心地がよい。割ってみると、中は白いスポンジ状(写真3)。これは成熟前の状態だ。しばらくするとキノコの内部は褐色のホコリ状の胞子で満たされ、頂部に空いた小さな穴から煙のように吹き出すようになる。
 (尾崎煙雄)

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写真1
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写真2
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写真3
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 ホコリタケ Lycoperdon perlatum(ハラタケ科)

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