No.1089 2012/12/12(水)
アカヒラタヤスデ
越冬中の昆虫を探して朽ち木を裏返したら、鮮やかな赤が目に飛び込んできた。はっとする美しさだ。大きいもので長さ2センチ強、幅は2ミリほど。これはヤスデの仲間のアカヒラタヤスデだ。朽ち木に生じたキノコを食べているらしく、十数匹が群れている。このヤスデは山地に住む種類で、標高の低い千葉県では稀にしかみつからない。これも氷河期の生き残りの例かもしれない。 |
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アカヒラタヤスデ Symphyopleurium hirsutum(ヒラタヤスデ科) |
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