No.1106 2013/02/13(水)

 ヒナカマキリの卵


dummy

 ヒナカマキリの卵嚢(らんのう)を見つけた(写真1)。産卵場所は枯れたマツの樹皮下。ヒナカマキリは日本で最も小さなカマキリで、成虫でも体長は15ミリ前後(写真2)。この成虫の写真は6月に撮ったものだ。ヒナカマキリにはほとんど翅(はね)がなく飛ぶことはできない。小さくてもちゃんと「鎌」を持ち、地表を歩き回って小さな昆虫を捕らえて食べる。卵嚢も小さくて長さ1センチほどだから、なかなか見つからない。
 (尾崎煙雄)

dummy
dummy
写真1
dummy
dummy
写真2
dummy
dummy

 ヒナカマキリ Amantis nawai(カマキリ科)

dummy


ニュース一覧へもどる