No.1203 2013/11/26(火)

 巨大なセキツイ骨


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 県内のとある砂取り場を数人で調査をしていたところ、長さ20cmほどの左右対称な錨型の骨の化石が露出しているのが見つかった。すぐには何だか判らなかったので、とりあえず掘ってみたところ、どんどんも長さも横幅も広がっていき、最終的には両脇の突起の幅が90cm近い巨大なクジラのセキツイ骨であることが判明した。最初に露出していた矢印は、セキツイの上方につきだし棘突起(きょくとっき)の一部だった。破損した部分は全て回収してあるので、クリーニングが終了すれば見応えのある標本になるだろう。
 (加藤久佳)

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写真1 見つかったときの状態
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写真2 掘り進めると外形が明らかになってきた
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写真3 破片も全て持ち帰ってきたので修復は可能
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写真4 地学展示室のクジラのセキツイ骨
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