No.1224 2014/02/27(木)

 渓谷も大雪被害


dummy

 雪がそろそろ溶けた頃かなと思い養老渓谷へ出かけてみたが、まだ雪は残っており被害の様子を目の当たりにすることができた。崖崩れや木が折れて遊歩道や渓谷を塞いでいる場所もあったが、沢沿いの竹がことごとく雪の重さで倒されていたのに驚いた(写真1)。おかげで見通しが良くなり、渓谷が明るくなった印象を受けた。
 また、トビが川原から2羽飛び立ったので、その場所へ行ってみるとニホンジカの死体があった(写真2)。遊歩道沿いにはアオバトの羽根が散乱していたので(写真3)、何ものかに襲われたらしい。たまにタゴガエルの鳴き声が聞こえ、卵塊も確認できた(写真4)。
 雪で一見静まりかえった房総丘陵だが、生きもの達の活動が活発であることを実感した一日だった。
 (大木淳一)

dummy
dummy
写真1
dummy
dummy
写真2
dummy
dummy
写真3
dummy
dummy
写真4
dummy
dummy

 トビ Milvus migrans(タカ科)

 ニホンジカ Cervus nippon(シカ科)

 アオバト Treron sieboldii(ハト科)

 タゴガエル Rana tagoi tagoi(アカガエル科)

dummy


ニュース一覧へもどる