観察会「山の学校」第１１７回目は小糸川上流で川の生きもの観察をしました（写真１）。さわやかな好天に恵まれ、親子連れを中心に、大勢のみなさんが参加してくださいました。
　みなさんが見つけた生きものの一部を紹介します。サワガニ（写真２）は小さな子たちに人気でした。カエルは豊富で、カジカガエル（写真３）、その卵（写真４）、ツチガエル（写真５）、タゴガエル（写真６）が見つかりました。大きなギバチ（写真７）も獲れました。ギバチはナマズの仲間ですが、ひれにトゲがあって、刺されると痛いですから要注意。そしてヒバカリ（写真８）を見つけて大興奮。ヒバカリは沢を好むおとなしい小型のヘビです。
　次回７／１９日の「山の学校１１８」でも同じ場所で川の生きものを観察する予定です。
　（尾崎煙雄）

　サワガニ　Geothelphusa dehaani（サワガニ科）

　カジカガエル　Buergeria buergeri（アオガエル科）

　ツチガエル　Rana rugosa（アカガエル科）

　タゴガエル　Rana tagoi tagoi（アカガエル科）

　ギバチ　Pseudobagrus tokiensis（ギギ科）

　ヒバカリ　Amphiesma vibakari vibakari（ナミヘビ科）